12/01/06 20:01:11.99 LQnWd7PV0
仁和地震
URLリンク(ja.wikipedia.org)
>特に摂津において津波の被害が甚大であったとされ、
>京都では長い地震動があったなど近畿地方の震害は宝永地震をも上回る様相を呈している。
>淡路島の洲本藩士が編纂した郷土史である『味地草』には仁和三年七月の地震により
>海に突出していた砂嘴が津波で失われたことが記される。
>一方で、土佐における津波や大地の沈降・隆起など記録が確認されておらず、
>高知県には白鳳地震についての口碑に残る言い伝えはいくつか存在するが、仁和地震によるものが確認されていない。
仁和地震、この地震はM9級の巨大地震といわれながら、津波跡があまり見られない不思議な地震。
摂津や淡路島では記録が残るが、土佐には残っていない。高知県の津波湖にも津波堆積物がない。
URLリンク(www.bousai.go.jp) ※注pdfファイル 【1.11MB】
↑3ページ目、南海トラフ巨大地震モデル検討会では、南海トラフ地震・想定震源域が広がった。
注目点として、陸地側領域がプレート深さ約30kmよりやや深い部分(より陸地側)まで拡大した。
一つの考え方として、仁和地震は上記の陸地側の深部領域を中心とする地震だったのかも?
摂津・淡路島の津波は、紀伊水道の奥目の領域で、断層破壊等が起こった事によるものか?
通常領域の破壊が少なかったので土佐で津波が無く。近畿地方で宝永を上回る被害が出た?
まあ、こういう陸上に近い部分を中心とするタイプの南海トラフ地震が実際にあるかは怪しいが、
貞観地震の後に起こった、南海トラフ地震が仁和地震なので、少し気になる地震ではあります。