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1945年1月9日 読売東京朝刊
人工地震で対日攻勢
敵アメリカ・笑止な皮算用
【ストックホルム特電】日本攻撃に手を焼いたヤンキーどもは夢の中で夢を見るような
計画を立て対日攻勢手段を大真面目に研究している。
その一つに人工地震で日本をやっつけようというのがある。
この計画は陸軍省からアメリカの著名地震学者レオ・ランネーという男に研究を命じた
ものといわれ、その構想は日本本土沿岸の軍海域に天文学的数量の炸薬を設置して
一挙にこれを爆発させることによって人工地震をおこさせようというもので、
東京、大阪、名古屋などの重要都市地域はこのため大騒動が起り激震に見舞われる
だろうという皮算用だ。
ランネーの計算によれば、大阪沿岸の海底約四千平方呎(フィート)に仕掛けて相当の
地震を発生させるには五億トンの爆薬が必要であり、
多数の潜水艦がこの爆薬を約六百万トン鋼鉄の筒に入れて、爆雷と同様三千呎の
海底に沈下させなければならぬという。
しかもこんな苦労をして地震を起こしたとしても果たしてどの程度の地震が起こるか
測定することは不可能だという結論が出てご破算、さすがのヤンキーもフームと唸っているという。