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原発 原子炉にも窒素注入開始
東京電力は、福島第一原子力発電所で、新たな水素爆発を防ぐために、不活性なガス、窒
素を原子炉に直接入れて、水素の濃度を下げる作業を始めました。福島第一原発2号機で
は、10月下旬から始めた、格納容器の気体を抜き出して放射性物質を取り除く作業のな
かで、一部に爆発しやすい水素がたまっていて、濃度は最大で2.9%になっていること
が分かりました。このため東京電力は、これまで格納容器に窒素を注入してきましたが、
その内側にある原子炉にも直接窒素を入れて水素の濃度を下げる作業を、1日までに、1
号機から3号機で始めました。
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