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そこで言われたのは、
「様々な事情がある。様々な事情がある中で、お母さんが娘さんたちがある程度になるま
で、お子さんが1月くらい経つまでは、見てあげないといけないという親心も含めて、1
人で暮らされて、お子さんを一人で抱えて住まわせるのは難しい」
というような、様々な事情がありまして、
「手放したくない。とにかく『出ていってほしい』という話は無理です。でも私は、除染
はします。一人でもやります。」
というようなお話があった上で、「仕方がない、そうですか」と言って帰ることはできな
いので、
「じゃあ除染をするしかないですね。私がやりましょう。」
ということで、実はやったというお話なんです。何も好き好んで除染をやりかったわけで
はないのです。
それで、そういう事情っていうものはなかなかテレビでは出せません、ということで、
こういう話をするのは、あまり多くしてないんですが、そういう様々な家庭事情のあるご
家庭で除染をしました。
ということで、屋根の除染も含めてやらせていただいたということです。
その結果、約半分くらいまで下がりました。約半分までやるために、どれだけの労力が
必要かというと、まず土だけで土壌を剥ぐだけ、これ、深さ5㎝と言ってましたが、5㎝無
理でした。あまりにも砕石を敷き詰めて固めてある、掘り起こすことが無理で、結局3㎝
くらいがようやくです。裏庭のほうは5㎝剥ぎました。それでようやく線量がどんどん下
がったんですが、屋根も土剥ぎだけで1日半、屋根の上で1日かかりました。
延べ人数20人でやってそのくらいです。
問題点として、なんで僕はテレビの中で、
「ようやく半分下がって、良かったね」
って言ったのは、半分に下がるというのは奇跡なんです。
続く