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東京都心の事務所にいた。
最初の揺れの長さや向き、主要動までの時間の長さが3月9日のM7.3の地震と実感でほぼ同じだったことから、
宮城県沖で大地震が起きたことがすぐに分かった。
主要動の長さが異常に長く、しかも途中で揺れが増加したことから、2004年12月26日のスマトラ島沖地震と
同程度のM9近い巨大地震だということが分かった。あのときは揺れが5分前後も続いたことを知っていたから。
そしてこれは、あの地域で起きる最大級の地震である貞観地震の1000年周期での再来であることも分かった。
スマトラ島沖地震での津波の巨大災害や、貞観地震で内陸数キロまで津波が到達したことを知っていたから、
まもなく三陸-宮城県-福島県の沿岸に大津波が押し寄せてひどい津波災害が起きるだろうことも分かった。
最初の揺れが収まるまでにこれだけのことが分かっていたけれど、どうしようもなかった。
まもなく電話が全く使えなくなることを知っていたから、即座に実家に連絡して無事を伝えることしかできなかった。