11/05/28 15:36:38.28 zEEDtMby0
未公表分の測定データ公開=高放射線量、18時間HPに出ず-東電
時事通信 5月28日(土)13時32分配信
福島第1原発事故で、東京電力は28日、東日本大震災発生翌日の3月12日
から同月14日までの間に、同原発の敷地境界で2分ごとに測定した放射線量
などこれまで未公表だったデータを公開した。敷地境界には常時放射線量を
測定するモニタリングポスト(MP)が8カ所あるが、電源喪失で機能停止。
このためモニタリングカー(専用車)で臨時に測定したが、同社ホーム
ページ(HP)でのデータ公表は事故前からの慣行で原則的に10分ごとの
数値にとどめていた。
修正分も含め、新たに公表されたのは3月12日から21日までの測定結果。
2分ごとのデータは、柏崎刈羽原発から持ってきたモニタリングカーで12日
午後3時ごろから14日正午ごろにかけ、福島第1原発5、6号機西方の「MP4」
付近で測定されたが、13日午前9時までは、HP上では正門付近とMP8のデータ
が公表されただけだった。この間、MP4の数値は公表されたデータよりも高い
数値を示し続けていた。
このうち、1号機で水素爆発が起きる直前の、3月12日午後3時29分にMP4で
測定された毎時1015マイクロシーベルトなどの極めて高い数値は経済産業省
原子力安全・保安院に報告されている。
東電の松本純一原子力・立地本部長代理は会見で「保安院を通じて発表
されており、隠すつもりはなかった」と釈明。データ集計の困難さはほかの
観測点も同じだといい、「得られたデータを外に向けてどう発信するかの
意思決定ができていなかった」と述べ、なぜMP4のデータが公開されなかった
のかなどについて、約1週間かけて社内調査を行うとした。松本代理は
「公表が遅れたことは誠に申し訳ない」と陳謝。一方で、「当時放射線管理
員がデータを手作業で集約し、情報を手渡しで伝えていた状況をご理解
いただきたい。住民の避難に影響を与えたことはないと思う」と述べた。
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)