11/05/19 13:22:21.37 bQHQ1c1mP
NHKスペシャル 巨大津波 “いのち”をどう守るのか(5月7日放送)
巨大な津波はなぜ発生したのか
岩手県釜石市の沖20kmに設置された岩手県南部沖GPS波浪計。
最高7mを記録した。しかも、スパイク形状で突如大きく。
国土交通省港湾局
東京大学地震研究所 古村孝志教授
「もう正直言って大変な驚きです。普通津波は大きな水のかたまりなので徐々に海面が盛り上がり緩やかな者というのが今までの考え。私はそう思っていたんですが、それが今回緩やかに盛り上がった後急にこう切り立つように7m近くの津波にまでもう上がっているんですね」
これまで考えていた津波の発生のメカニズムだけでは説明が難しいという。
海側のプレートが陸側のプレートの下に潜り込み、陸側のプレートに歪みが生じ、跳ね上げて津波が発生する。
古村さんは過去の地震を参考に20mのずれを生じさせるようシミュレーションすると今回の波形は再現できず、3mにも及ばないものだった。
「これまでのすべりを仮定すると津波の高さが全然説明できない。なので、例えばこれまでの常識の2倍、3倍の大きな滑りがこのプレート境界海溝付近の浅いところで起きたのか、あるい何かほかの原因があるのか」
プレートが跳ね上がったときに何かほかの現象が起きたのではないか?
東北大外地震・噴火予知研究観測センター
伊藤喜宏助教
新たな仮設を提唱している。
しんかい6500を使って三陸沖の調査をしてきた。
泥がたまったプレートの上には暑さ数kmの硬い地層があることが分かった。
そこには、分岐断層がプレートに沿うようなものと垂直方向に走っている。
最初のプレートの跳ね上がりで2mほどの津波ができるがその後、プレートがはねた力が地層に伝わり垂直方向に
分岐断層がはねて7mの切り立った津波になるというもの。
切り立った崖が3年前に三陸沖では見つかっていた。
伊藤さんはこの崖は過去の地震でずれ動いた分岐断層だと考えています。
分岐断層は日本のほかの海域でも見つかっているがまだ調査は始まったばかりです。
東大の古村教授が理解できないというこれまでの地震学者では理解できない津波だった。
分岐断層犯人説だが、これも実証されたわけではなく仮説でしかない。
このスパイク状の切り立った津波からして人工くさい何かを感じ取る。
分岐断層が動いたとしても、それを動かすようにすればいいだけだろうな。