11/05/21 10:28:45.60 GPpoZAmXP
OTHレーダー (over the horizon radar) は、水平線以遠を観測するレーダーシステムである。
超水平線レーダーとも呼ばれる。
OTHレーダーは、短波帯の電波を利用して、地表波や上空波(電離層反射波)を利用して、
水平線以遠の観測を行なうものである。
電波を斜め上方に向けて発射すると、高空の電離層の反射により、再び電波は地上方向に戻ってくる。
その地上に電波が戻ってくる地点は、送信機から見て水平線以遠の遠距離の地点であり、
その地域の航空機などを観測することができる。
米帝所沢通信基地をOTH施設としてみて調べれば調べるほど怪しい施設だな。
1967年(昭和42年)2月 - 大陸間弾道ミサイル探知用のOTHレーダー設置をアメリカ側が外務省に通知。
1968年(昭和43年)6月 - OTHレーダーが完成。
アメリカ航空宇宙防衛軍(ADC)隷下の第14通信中隊が運用開始。
1974年(昭和49年)7月19日 - OTHレーダーの設置が新聞で報じられる。
1974年(昭和49年)7月31日 - 衆議院外務委員会で政府がOTHレーダー設置の事実を認める。
1975年(昭和50年)3月15日 - アメリカ航空宇宙防衛軍が日本国内のOTHレーダー運用停止を決定。
1975年(昭和50年)6月 - OTHレーダーの撤去完了。
1982年(昭和57年)の第三次返還以降、市・市議会・基地対策協議会らの再三の要望
(米軍基地が有るため付近の県道が分断されている事による弊害や軍事目標となる事を懸念)
にも関わらず返還実現への動きが止まっているのが現状である。
対して米軍は通信機能強化に進んでいる為、返還に向けた合意は難しいのが実情である。
国内のHAARP施設として運用していてもおかしくはない。
元々、HAARPにはOTH代わりという役割もあるからな。