11/05/02 10:35:39.37 AYwIX/L+0
>>744
テレビはみないのでシランが、読売新聞の記事にはこういうのも。
アルコール殺菌で大丈夫と思った…焼き肉店側
「生食用ではないことを把握していたが、アルコール殺菌すれば安全
だと思った」―。
富山県砺波市の焼き肉チェーン「焼肉酒家えびす」砺波店で生肉の
ユッケを食べた高岡市の男児(6)が腸管出血性大腸菌「O(オー)111」
に感染、死亡した集団食中毒。同チェーンを運営するフーズ・フォーラス
社(金沢市)は30日の本紙の取材に、提供したユッケが厚生労働省が
定めた生食用の基準を満たしていないことを認めた。
福井市内の同チェーン店で食事をした未就学の男児が死亡し、福井県が
関連を調べているほか、新たに高岡市の同チェーン店でも7人が発症、うち
3人が重症となったことが判明。県内の累計患者数は38人、累計重症患者
数は15人に上り、感染被害が広がっている。
厚労省の生食用の肉に関する基準は、生レバーによる食中毒の多発を
受けて、1998年に制定。決められた場所と手順で牛などを解体する
ほか、販売する際は「生食用」と明記する必要がある。ただ、基準には
強制力や罰則規定が無く、「あくまでも指導指針」(富山県)という位置
づけで、順守するかは業者の姿勢に委ねられている。
同社に肉を卸販売している東京都板橋区の食肉販売業者によると、通常の
食肉加工場から仕入れた肉を500~600グラムごとに切り分け、表面
などをアルコール殺菌したあと、真空パックに入れて同チェーン各店に
卸している。業者幹部は「あくまでも一般的な加工で、生食用ではない」
とし、「殺菌処理はしているが、完全に無菌にすることは不可能」として
いる。
同社によると、死亡した男児が食べたユッケは、同業者から砺波店に
16日か19日に届いた真空パック入りの生肉。冷蔵庫で保存した後、
21日にユッケの形に切り分け、20日に調理加工した分と合わせて客に
提供。男児がこれを食べた。
同社商品部は「販売業者がアルコール殺菌した上で管理しており、生で
食べても大丈夫だという認識だった」としている。
焼肉酒家えびすは97年にオープン。翌年に法人化すると、12年間で
20店舗まで拡大した。急成長した理由の一つが100円メニューなど
価格の安さで、今回、問題となったユッケの価格は280円。同社ホーム
ページでは、「2人に1人がリクエストを頂く商品です」と記載されている。
(2011年5月1日11時37分 読売新聞)
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