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避難所住民の栄養9割で目標以下 宮城県が266カ所調査
2011年4月25日 12時55分
宮城県が行った県内避難所住民の栄養状況調査で、エネルギーを調査
できた避難所266カ所のうち、約9割で摂取カロリーが目標の2千キロ
カロリーを下回っていたことが25日、分かった。266カ所の平均は
1546キロカロリー。県の担当者が災害対策本部会議で明らかにした。
調査は被害が大きかった沿岸13市町で実施。避難所の規模別では、
500人以上が暮らす、規模の大きい14カ所の栄養状態が最も悪く、
これらの平均摂取カロリーは1340キロカロリーだった。
タンパク質が分析可能だった施設の約8割(207カ所)で目標を
下回ったほか、ビタミンCはすべての分析可能施設(134カ所)で
目標栄養量を下回り、目標の3分の1程度にとどまった。
(共同)
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