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プルトニウム
毒性
プルトニウムの同位体および化合物はすべて放射性で有毒である。化
学毒性についてはウランに準ずると考えられているが[7]、その化学毒
性が現れるよりもはるかに少ない量で放射線障害が生じると予想され
るため、化学毒性のみでプルトニウムの毒性を論ずることはできない
[8][9]。プルトニウムのような不溶性の化合物は腸で吸収されないが
、そういった論とは無縁である。
プルトニウムは重金属の仲間であることから、ウランと同様に腎臓
への障害が予想され、その大きさは鉛と同程度と推定される(鉛は
プルトニウムよりも人類に馴染みのある元素だが相当に有害な物
質でもある。詳しくは鉛またはテトラエチル鉛を参照)。また、ラン
タノイド元素とアクチノイド元素の同じ順番にある元素は互いに似て
いる傾向があることから、プルトニウムはランタノイドで同じ順番に
あるサマリウムと似ていると考えられている。
プルトニウムの毒性は既知の毒物の中でも最悪レベルで、「角砂糖5
個分で日本が全滅」するという指摘がある[10]。これについて、電
気事業連合会は事実誤認だとする[11]。