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【生物】鳥は量子もつれで磁場を見る? 数学モデルで検証、視覚細胞で量子もつれ状態を100マイクロ秒以上維持
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計算によると、実験に使われたような弱い磁場を感知するためには、鳥の目の中で量子もつれの
状態が少なくとも100マイクロ秒(0.0001秒)は維持されなければならないという。
これについて検証するために、Benjamin氏は「N@C60」と呼ばれるエキゾチック分子[原子・
分子を構成する原子核または電子を、他の荷電粒子(陽電子、ミュオン、反陽子、パイオン等)で
置き換えてできた原子・分子を「エキゾチック原子・分子」と呼ぶ]を用いた。N@C60は、炭素で
できた幾何学的なケージ構造の内部に、窒素原子1個を収めたものだ。この分子は、量子もつれ
状態を維持する実験システムとして、最もよく知られたものの1つだ。
N@C60は、室温の環境では、量子もつれを80マイクロ秒しか維持できない。これは鳥類が維持
していると思われる時間の5分の4だ。
(記事ここまで)