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部落解放研究：全国集会始まる 岐阜であすまで ／岐阜
部落解放研究第４５回全国集会が９日、岐阜市の岐阜メモリアルセンター・で愛ドームで始まった。
約６０００人が参加する。県内開催は初めて。
１１日までの３日間、全体集会や６分科会、フィールドワークなどを通じて人権や差別について考える。
全体集会で組坂繁之・実行委員長は「東日本大震災での原発事故により新たな誤解が生まれ、差別事件が頻発、悪質化しており、まことに残念」と述べた。
来賓の細江茂光・岐阜市長は「岐阜市では４月に策定した第２次人権教育・啓発行動計画において差別のない社会の実現に向けて人権教育の推進に努めている。
多くの方にスローライフの町、岐阜を堪能いただきたい」と話した。
１０日のフィールドワークでは、太平洋戦争末期に朝鮮人労働者らによって掘られた可児市の平政地下壕跡などを見学する。
【梶原遊】
毎日新聞 2011年11月10日 地方版
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