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誇り高く戦う、障害者レスラーたち 東京
流線型のサングラスに迷彩柄パンツという出で立ちの日本人レスラー鶴園誠は、相手を挑発しながら無敵のオーラを
発していた。試合開始のゴングが鳴ると不運な「胸男」はほとんど何もできず、鶴園のたくましい腕から雨あられのごとく
降り注ぐパンチを交わすしかなかった。
この2人の男たちは車いすに乗っているが、レスラーとしての人生に自分たちの障害が壁になっているとは思っていない。
「この障害者プロレスだけは誰にも負けないと言える、言い続ける自信がある」。勝利した鶴園(34)は車いすの上で語る。
「どんなにくだらない内容でも、これだけは人に負けないというものがあれば、自信をもって人生を生きていける」
鶴園も「胸男」も、東京の障害者プロレス団体「ドッグレッグス」が興業しているWWFスタイルのプロレスに出場するレスラーだ。
所属する18人のレスラーには男も女も、障害のある者もない者もいる。精神的な障害から、右足がなく左足も未発達な
鶴園のような身体の障害まで、様々な障害がある選手たちを、この大会は引きつけている。
ある一戦では、盲目の「ブラインド・ザ・ジャイアント」が聴覚障害の相手に立ち向かう。別の試合では、慢性うつの男性が
アルコール依存症者と戦う。このように異なる障害がある者同士の多数の対決が繰り広げられる。
ドッグレッグス代表、北島行徳氏は、20年前に年2回の興業を開始して以来、反対や抵抗にあってきたと語る。「事務所に
電話がかかってくる。不愉快だと。障害者なんて外に出すなというようなことを言ってくる」しかし「障害者だって欲望がある。
金もほしいし女とも付き合いたいし、健常者と同じように自由に生きてみたいんだと。おとなしい羊のような障害者だけじゃない」
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