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【ボカラトン(米フロリダ州)】オリンパスの企業買収をめぐる疑惑の中心人物として
注目されている米投資助言会社の社長、佐川肇氏。
ウォール街の元バンカーの同氏がどのようにしてオリンパスと
深く関わるようになったのか、2社に支払われたという
6億8700万ドルをどう処理したのかもまだはっきりと分かっていない。
さらに、同氏が現在、どこにいるかも不明である。
オリンパスが2008年に英医療機器メーカー「ジャイラス」を2150億円で
買収した際に上記2社に支払った報酬については、その規模が異常だったために
批判が巻き起こった。関係筋によると、米連邦調査局(FBI)も強い関心を示してきた。
関係筋によると、佐川氏はニューヨークでFBI捜査員とこの件で接触したという。
ただ、同氏は犯罪の告発は受けていない。
一方、佐川氏の夫人のエレンさんは6日にインタービューに応じ、同氏がボカラトンの
自宅に戻っていないことを明らかにし、現在どこにいるか分からないと語った。
佐川氏の携帯電話から応答はなかった。
佐川氏は1997年にアクシーズ・アメリカを設立。ただ、同社の大型案件は
オリンパスの企業買収だけだったようだ。米証券取引員会(SEC)への申告によると、
同社は02年から05年の間、年間収入が44万5000ドルを超えたことは
一度もなく、1年を除き全て純損を計上した。
オリンパスがジャイラスを買収した08年2月1日から5週間後、
アクシーズ・アメリカは米証券規制当局への登録を取り消し、
さらに同年12月には正式に解散した。一方、アクザム・インベストメンツも
10年に英ケイマン諸島での登録を抹消された。
佐川氏がボカラトンに戻ってくるかは分からないと語るエレンさんは、
「夫と2度と会えなかったとしても、彼への敬意を失うことはないだろう」と語った。
URLリンク(jp.wsj.com)