11/11/07 22:36:58.00 mxmx1Rj+0
具体的な数字で見てみれば、「混合診療解禁論者の根拠のなさ」が、中学生にもわかるだろう・・・
【株式会社の病院経営、「混合診療」の問題点】
日本では医療制度改革論議の中で「株式会社の病院経営を認めろ」という主張があります。米国で2番目に大きい
株式会社病院チェーン・テネット社の売り上げは1兆7千億円。株価が2年間で倍増しました。その儲けの手口は、
競争相手をたたきつぶし市場を寡占化する、定価を自由につけて経営する、コストを抑えるために合理化する、ベ
テラン看護師に代えて無資格の看護助手を雇う、更には組織的な診療報酬不正請求などの違法行為が常套手段と
なっています。健康な人に心臓病の病名をつけて何百人も冠動脈のバイパス手術をしていたなど、荒稼ぎの事実が
次々と明らかにされました。
「病院経営を株式会社化すると医療の質も良くなるし、価格も下がる」と言いますが、
米 国 で は 患 者 の 死 亡 率 が 5 割 増 え、
患 者 の 入 院 費 用 も 2 割 近 く 増 え て い ま す 。
米国には「日本で株式会社を認めろ」と言っている人たちがいます。
おいしい市場を狙っており、米国と同じことが起こらないという保証はありません。
~米国の失敗を後追いする医療制度「改革」の愚~「市場原理と医療」 李啓充
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