11/11/06 17:43:21.79 dogkHxMd0 BE:4168811197-PLT(12000) ポイント特典
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<マーケットにくすぶる不安と懸念>
4日、横浜ベイスターズの親会社であるTBSから、交流サイト運営大手のDeNAへの球
団売却が決まった。12月1日に行われるオーナー会議で4分の3以上の承認を得られれば、
「横浜DeNAベイスターズ」が誕生する。
同社は球団を「長期保有」する方針を示しているものの、他球団からは依然として経営の安
定性を不安視する声がくすぶっている。大丈夫なのか?
株式評論家の倉多慎之助氏もこう懸念する。
「ツイッターやフェイスブックなど世界ぐるみで競争があり、過去にはGREE(グリー。日
本の大手インターネット企業)がDeNAを潰しにかかったこともあった。またアイフォーン
の進出といったように、ビジネスモデルが変わりやすいこの業界は、将来的に非常にリスキー
なビジネスと言えます」
横浜スタジアムの鶴岡社長は「10年そこらで大きくなった会社は、下手すりゃ5年でダメ
になることもある」と言っている。専門家も同様の不安を指摘するのだ。
DeNAの直近の通期連結決算の売上高は1127億円。10月末に発表した11年9月中
間決算は過去最高を更新したが、四半期ベースでは純利益が13%減となった。経営の安定性
に疑問を持つ一部球団の反対も分からないではない。
横浜は毎年20億円から30億円の赤字を計上。
“家主”の横浜スタジアムに、球場使用料として入場料の25%(昨年は約8億円)を支払い、
年間約25億円ともいわれる売店や広告収入もすべて球場にもっていかれる。
さらに、球場は国有地を借り上げた場所であるため、自由な増築や改装が困難。仮にDeN
Aにメジャーに倣ったボールパーク構想のようなアイデアがあっても、それを実現する環境に
ない。
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