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小宮山大臣閣議後記者会見概要
(H23.10.28(金) 8:55 ~ 9:20 省内会見室)
URLリンク(www.mhlw.go.jp)
より
(記者)
昨日の国会審議でも話に出ましたTPPに関する情報公開についてお伺いしたのですが、9月にアメリカのUSTRが、
TPP交渉で参加国に求める目標という資料を出しまして、その中で、公的医療保険制度の運用の中で、交渉参加国に
公平性と透明性を求めるという風に明記されています。一方で、日本政府が今月発表した資料によりますと、
国民向けの説明で、TPP交渉で公的医療保険制度は、議論の対象になっていないというような説明がありました。
こういう説明をされた背景をご説明願います。
(大臣)
昨日の委員会でも質疑をした件だと思いますが、もともとアメリカは運用上の透明性や手続きの公正ということは、
これまでもずっと押してきたことです。ですから新しい話はないと思っていまして、この医薬品の保険適用に関する
手続きの透明性の確保が論議の対象となる可能性につきましては、内閣官房などが作成しました分厚い説明資料の
TPP協定交渉の分野別状況でも、米豪FTAの例を引きながら、きちんとご説明してきました。
ご指摘の公的医療保険制度は、TPP協定交渉の議論の対象となっていないという説明を私どもがしている点については、
今検討している金融サ-ビス分野で、公的医療保険制度は適用除外とされていまして、制度の在り方そのものが
議論の対象になっていないという趣旨ですので、今までご説明してきたことと齟齬はないと考えています。