11/11/01 11:04:49.96 rOpIJvNCO
>>531
■「県と市との意思疎通」と「県から市への権限移譲」が進めば、そもそも「都化」は要らない
大阪府と同様、静岡県も政令指定都市が2つ(静岡・浜松)ある。しかし、都にしようという意見はない。
これは、「橋下府政の都構想プランは間違い」という証拠である。
大阪府と静岡県の違いは何か?
実は、『地方行財政調査会の評価で、静岡県は市町への地方分権・権限移譲が全国一進んでいる。当時の石川嘉延知事の下、県の持つ権限と財源の市町への移譲を進めてきた』。
「二重行政で無駄が多い・ツートップ」という問題は、市に「県が持つ権限」と「その権限を使うための財源(人件費と事業費)」をセットで移譲すれば、解決できる話。
つまり、「大阪府と大阪市の関係」や「府の行政がうまく行っていない」理由は、
『「府の権限と財源は市に渡したくない。だけど、国からの権限と財源は欲しい。さらに大阪都化で、市の権限と財源も大阪都に集中させたい」
という「大きな政府化」を目指し、何でも欲しがる、橋下徹・大阪府知事が悪い』とも言える。
■石川嘉延・静岡県知事は地方分権を推進
◆一里塚 静岡の「政令県」案 権限移譲 受け皿先取り URLリンク(www5.hokkaido-np.co.jp)
◆石川嘉延 - Wikipedia URLリンク(ja.wikipedia.org)
●地方分権 市町村への権限委譲の推進
県から市町村への権限委譲を積極的に推進した。
『合併で人口が一定規模に達した場合は、自動的に県から市町村に権限が移る枠組みを作る』とともに、
『合併を選択しなかった市町村には広域連合などを活用』して県の権限を委譲した。
その結果、石川の任期中に「市町村への権限移譲数」日本一を達成した。
■そして、地方分権により、1998~2009年度の12年間で、県の一般行政部門の公務員を17.2%(1,253人、728億円)削減
◆静岡県/行政改革課/地域主権を拓く執行体制の整備 URLリンク(www.pref.shizuoka.jp)