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カダフィ大佐 死因錯綜
URLリンク(www.tokyo-np.co.jp)
リビアの元最高指導者カダフィ大佐(69)について、
反カダフィ派「国民評議会」の首相格ジブリル氏は二十日、トリポリでの記者会見で、
「拘束後に銃撃戦に巻き込まれ、死亡した」と語った。
一方で、反カダフィ派の兵士に殺害されたとの指摘もあり、死亡時の経緯が論議を呼びそうだ。
カダフィ氏は、北中部のシルト近郊で拘束された際は生存していたことが
現場の映像で確認された。反カダフィ派の兵士に取り囲まれ、上半身が血まみれの状態で
ぼうぜんと歩く様子が映っていた。
途中「生かしておけ」との声も録音されていたが、死亡の状況ははっきりしていない。
AFP通信などが伝えたジブリル氏の説明によると、カダフィ氏は、現場の下水溝から
小型トラックに連行された際、右腕を撃たれたという。
さらに「車が動き始めた際、カダフィ派と反カダフィ派の間で起きた
銃撃戦に巻き込まれ、頭を撃たれた。病院に到着する直前まで生存していた」と語った。
一方、ロイター通信によると、国民評議会の別の当局者は
「カダフィは連行の際に暴行され、反カダフィ派の兵士に殺害された」と指摘。
現場にいた反カダフィ派の兵士は「カダフィは自分の護衛に撃たれた」と語るなど、
情報は錯綜(さくそう)している。
カダフィ氏はシルトを車列で脱出しようとして
北大西洋条約機構(NATO)軍機の空爆に妨げられ、近くの下水溝に身を潜めた後、
反カダフィ派に拘束されたとみられている。
遺体が運ばれた西部ミスラタの医師によると、頭と腹部を撃たれていた。
身元確認のDNA鑑定などを経て、近くミスラタ周辺で極秘に埋葬される。