11/10/19 21:11:49.27 rTlaLEE30 BE:2812723676-PLT(12000) ポイント特典
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ソウル大学、東京大学、中国・北京大学、ベトナム国家大学ハノイ校の総長が先週東京大学に集まり、
4校による共同学位制の推進について、来年3月にソウルで実務会議を開催することに合意した。
4カ国間の共同学位制が実施されると、自分が入学した大学に通い、途中で別の国の大学に留学して
必要な単位を取れば、2人の大学総長の職印が押された卒業証書を受け取ることになる。
これに先立ち、韓・日・中は来年から年間100人ずつ、学生を別の2カ国に留学させ、
そこで取った単位を認定する「キャンパス・アジア計画」を実施することにした。
韓国と日本、中国は、世界の人口の22.3%、世界の国内総生産(GDP)の19.6%、
外貨保有額45.7%を占める超巨大経済圏域だ。人口1億人のベトナムはこの5年間、年平均6%以上の高い
経済成長率を記録し、東南アジア国家のリーダーとして浮上している。韓・日・中の北東アジア3カ国と
東南アジア諸国連合(ASEAN)のリーダーであるベトナムが、各国の未来を背負う人材を共同で
教育するということは、世界経済の資本と技術革新の拠点である北東アジアと、
人口や資源の豊富な東南アジアが、未来に向かってさらに密接な関係を構築するための橋を架ける作業となる。
欧州は1987年から、オランダ出身の人文学者エラスムスの名前を取った「エラスムス・プログラム」を実施し、
各国の大学生や大学院生たちが単位の相互認定や奨学金支給などの恩恵を受けながら、
1年間にわたり欧州のほかの国で留学生活を送る制度を運用している。今までこのプログラムを利用した
220万人の各国の優秀な学生たちは「一つ屋根の下の欧州」というビジョンを内面化し、
各国の言語を流ちょうに使いこなしながら「欧州連合(EU)の接着剤」的な役割を果たしている。
いつかアジア各国が「一つ屋根の下のアジア」という目標に向かい進もうとするならば、
国境を超えた発想を備えた人材を育てていかなければならない。
共同学位制と「キャンパス・アジア計画」は、そのような偉大な計画に近づく第1歩となるべきだ。
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