11/10/16 04:14:21.77 obdf5E8K0 BE:35962188-PLT(12502) ポイント特典
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ニコンやソニーのデジカメ生産も直撃 年末商戦に影響も
自動車とともに大きな被害を受けているのがデジタルカメラのメーカーだ。かき入れ時の年末商戦を控え、フル操業して在庫を積み増す時期だけに痛手となる。
ニコンはデジタル一眼レフカメラのボディーとレンズを生産しているロジャナ工業団地(アユタヤ県)の工場が被害を受けた。同工場では「D3100」など人気機種の
ボディーを月間50万台生産しており、ニコン全体の9割以上を占める。レンズも同40万~50万本と、同6割以上を生産する主力工場だ。
関係者によると工場周辺の水位は1.5~2メートル。内部に入れないため被害の詳細は確認できていないが、レンズの製造装置や加工機が主体の1階は浸水しているもよう。
ボディー関連の製造装置が集まる2階に水は達していないとみている。
製品の在庫は約1カ月分ある。今後、国内工場などで代替生産する可能性もあるが、現在は「排水後をにらんで部品の手配を進めている」(幹部)。
ソニーのデジタルカメラ工場はハイテク工業団地(同県)内にある。当初は週明けに再稼働を検討するとしていたが「17日以降も操業を停止する可能性が高い」(広報)という。
同工場では、日本などで人気が高まっているレンズ交換式「ミラーレス」デジタル一眼カメラのほぼ全量を生産するほか、一部コンパクトデジカメの生産も手掛ける。
被害が長引けば、年末商戦の製品供給などに影響が出る可能性もある。
URLリンク(www.nikkei.com)