11/10/12 18:37:10.94 EGQ+84iL0● BE:1335109695-PLT(12003) ポイント特典
sssp://img.2ch.net/ico/u_nyu.gif
URLリンク(osaka.yomiuri.co.jp)
午前8時半。開庁時間を迎えた大阪市西成区役所に、長い列が吸い込まれていった。
同区は人口約12万人のほぼ4人に1人が受給者。市内24区の中で、群を抜く。
「生活保護でようやく、人並みの生活ができるようになりました」と、区役所で出会った別の受給者の男性(37)は笑顔で話した。保護を受けて4年。この間仕事はしたことがない。
約10年前に両親が死亡し、実家マンションを家賃滞納で追い出された。あいりん地区の簡易宿所で暮らして派遣で清掃などに従事、
仕事がない時は野宿していたが、不況で仕事が途絶えた。
うつ病と診断され、生活保護を受けたが、初めて保護費を受け取る時は「恥ずかしかった」。だが就職活動は、100件近く応募して面接に至るのが10件ほど。
ある工場に採用が決まった時も、1日7時間の労働が「厳しすぎる」と辞退した。
医師からは「じきに完治する」と言われているが、「まじめに働いても、月10万円ちょっとでは……」と働く気が起きない。ハローワークにも行かず、スロットマシンで遊ぶ日々。
「プロになるまで、生活保護のお世話になろうかな」。悪びれることなく言った。
(2011年10月12日 読売新聞)