11/10/10 09:23:05.96 2c/cpyI70 BE:583653825-PLT(13128) ポイント特典
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引きこもり「早期ケアを」
支援団体、調査で指摘「発達障害の出現率高く」
長期にわたり自宅などに閉じこもり、学校や仕事に行かない「引きこもり」の人は、広汎性発達障害の出現率が通常より高い可能性を、
支援団体のNPO法人「全国引きこもりKHJ親の会」が調査で指摘した。
「障害という視点で、早期の専門的な診断とケアを施すことが必要だ」としている。
同会は引きこもりの子を持つ家族有志らにより、埼玉県で1999年に発足。現在は東京を拠点とし、全国の約8000家族が参加している。
調査は昨年7~9月、学識経験者が考案した、障害の傾向を調べる質問式テストで実施。同会の引きこもり経験者82人と、家族332人が回答した。
その結果、回答した引きこもり経験者の約4分の1が、広汎性発達障害の傾向を示した。男女別では男性26・3%、女性15・8%。
調査協力した徳島大大学院の境泉洋准教授(臨床心理学)は「広汎性発達障害の出現率は全人口の1%前後とされることから見て、
極めて高い割合。専門的診断や支援の必要性が改めて明確になった」と語る。
テストの質問は「一度に二つ以上のことをするのは簡単か」「他人の意図を分かるのが難しいか」「長々と同じ事を話し続けると言われるか」など16項目。
項目ごとに点数を設定し、一定の点数を超えると、アスペルガー症候群や自閉症などの可能性があるといい、広汎性発達障害が疑われるという。
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