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> 第2の原価低減については、どうか。
> トヨタは、これまで「年間3000億円の原価改善の能力」があるといわれてきた。
> げんに、トヨタは2000年以降、調達、開発、生産が三位一体となって取り組む「CCC21」といわれる「部品」単位の原価低減活動を推進し、
> 3年間で1兆円の原価低減を行なった実績を誇る。さらに05年5月からは、部品メーカーを巻き込み、「システム」単位で開発・設計段階から
> 原価を考える「VI(バリュー・イノベーション)活動」に取り組んだ。「システム」単位の原価低減は、デザイン・イン、コンセプト・インを、
> さらに源流にさかのぼって行なわれた。
> ところが、09年3月期決算での原価低減効果は「ゼロ」だった。これは、どういうことか。鉄鋼や希少金属などの原材料高で、
> 原価低減効果が吹き飛んでしまったのだ。
> トヨタは08年6月、原材料高を受け「緊急VA(バリュー・アナリシス)活動」に取り組み、ネジを巻いた。
> 結果、08年11月から09年3月までに1300億円の収益改善実績を上げた。
> 「この『緊急VA活動』では、すでに1万件を超える改善提案が出されており、半年間で500億円分のアイデアについて実行のめどが付いています。
> これから本格的な効果が表れてくる見込みです」
> 渡辺氏は、08年12月22日の定例記者会見の席上、そう語った。
> さて、肝心の10年3月期の原価改善の目標は3400億円である。そのなかで、もっとも力を注ぐのが小型車の原価低減だ。