11/10/04 21:39:01.17 +ZJ9G0eu0 BE:177114847-PLT(12000) ポイント特典
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モスク計画地元反発
県内在住のイスラム教徒らでつくる「石川ムスリム協会」が中心となり、金沢市内で進めている県内初のモスク建設計画が、
地元町会の反発で難航している。既に土地を取得し、着工段階を迎えた協会側は、9月下旬に地元説明会を開いて理解を求めたが、
町会側は「イスラム教になじみがない」などと、計画反対を訴える声が多いといい、異文化理解の難しさをうかがわせている。
同協会は、金沢大の留学生を中心に約100人が所属しており、出身は東南アジアや中東などさまざま。
普段は集まって礼拝するほか、解体の仕方に宗教上の決まりがある肉類の調達、ラマダン(断食月)明けの祭りなどを行っている。
現在は礼拝に市内のアパートの1室を使っており、毎晩10人程度が参加するが、手狭で集会を開くのも難しいという。
富山、福井など近県にモスクが建つ中、同協会も3年ほど前から計画。中古車輸出業者が多い富山県などに比べ、
留学生中心の石川県は資金面が課題だったが、留学生らが全国のモスクを回るなどして、3000万円以上の寄付金を集めた。
金沢大に近い同市若松町の土地を取得し、集会所を兼ねた2階建ての施設を着工するところだった。
ところが、住民理解を得るための説明会では、集まった周辺3町会の住民約20人から、イスラム文化への疑問や不安を訴える声のほか、
騒音や駐車場、建物の外観などへの注文が相次いだという。
協会側は「不安はあると思うが、一つずつ解決する」と訴えたが、町会側は「説明会後に町会内で話し合ったが、
反対意見がほとんど」として、反対の立場を固めている。
若松東町会の室井健会長(53)は「反対する一番の理由は、イスラム教に絡んでテロが起きている中、いろんなことが想定されるから」と強調。
「異文化理解と言っても、静かに過ごしてきた年配の人にとっては不安。今は住民に理解しようという気持ちが生まれていない」と、
イスラム教に対する地元の拒絶感があることを認める。
後略
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