11/10/03 22:23:37.45 GzaH6QXe0● BE:657932843-PLT(12002) ポイント特典
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不妊治療を行う40歳以上の女性が増えている一方、妊娠率は40歳以上で30%以下に―。
飯田市の産婦人科医院「椎名レディースクリニック」が、2006年から5年間に不妊治療を受けた延べ1265人について調べたところ、こうした傾向が浮かび上がった。
晩婚化、出産年齢の上昇がいわれる中、椎名一雄院長(60)は「妊娠は個人差はあるが、一般的に年齢が上がると妊娠しづらくなることを広く伝えていく必要がある」としている。
調査によると、不妊治療の患者のうち妊娠した人の割合を示す「妊娠率」は、「25~29歳」「30~34歳」「35~39歳」では4割前後だったが、「40~44歳」は29・3%と3割を下回る。
「45歳以上」になると、7・1%にとどまる=グラフ。椎名院長は「加齢とともに卵巣の機能が衰えたり、子宮内膜症など不妊の原因が増えるため」とみる。
一方、同クリニックの不妊治療の患者数は増加傾向が続いており、特に、40歳以上の患者の割合は06年の7%から、10年は12%と5ポイント上昇したという。
また、同クリニックが1996~2010年に患者205人に行った体外受精と顕微授精の結果によると、妊娠した最高年齢は47歳、出産した最高年齢は42歳。
1回の体外受精で妊娠したのは34・6%で、椎名院長は「回数を重ねると妊娠する確率は下がる傾向にあった」としている。
体外受精で妊娠した場合の「流産率」も年齢が上がるに従って高くなる。平均流産率は26・4%で、「30~34歳」が18%と最も低く、「29歳以下」「35~39歳」が3割前後の一方、「40~44歳」は50%だった。
椎名院長は「妊娠の仕組みなど基本的な性の知識の乏しい女性も多い」と指摘している。
URLリンク(www.shinmai.co.jp)
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