11/10/01 15:06:01.80 IPXGweQV0 BE:828126465-PLT(12000) ポイント特典
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初乗り運賃200円の大阪市営地下鉄で1日、隣の駅までの乗車なら実質半額にするキャンペーンが始まった。
市交通局の外郭団体発行のICカード「OSAKA PiTaPa」(発行枚数約31万枚)利用者のみ対象で、
平松邦夫市長が発案。橋下徹・大阪府知事は「選挙目当ての割引だ」と批判し、地下鉄の民営化を主張する。
地下鉄運営の在り方は11月27日に想定される知事・市長のダブル選で争点の一つになりそうだ。【小林慎、津久井達】
市営地下鉄は02年度のピーク時に2933億円あった赤字を、昨年度の決算で、全国の公営地下鉄では初めて解消する見込み。
それを受け、平松市長が昨夏、1駅100円とするアイデアを披露。「市民に見える形でサービスを充実させたい」と話していた。
市交通局が検討したところ、利用者全員を半額にすると年間60億~70億円の減収になり、改札機の更新も必要となることが分かった。
そのため「OSAKA PiTaPa」の利用者に限り、ポイントで還元する方式での実施を決めた。この方式なら約6000万円の費用ですむという。
しかし、橋下知事は1駅100円を「しょうもない案」と批判する。民営化について「何倍、何十倍も黒字になる。
ありとあらゆるサービスが充実する」とメリットを強調。平松市長はこれまで、将来的に民営化することを否定はしていないが、
当面は公営企業として黒字の還元を目指す考えを示している。
このサービスは12月末まで。「OSAKA PiTaPa」は元々は運賃が1割引きされており、初乗りは180円。
期間中はさらに80円分をポイント還元し、実質負担額を100円とする。
利用回数は最大で月15回との制限があるほか、私鉄系のPiTaPaでは、このサービスの適用はない。
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