11/10/01 00:36:29.95 e+R0UBlg0 BE:4218783179-PLT(12019) ポイント特典
sssp://img.2ch.net/ico/1fu.gif
韓国ミュージカル問題、「日本作品の影響を受けていることは明白な事実」韓国評論家が指摘
公演を目の前に控えながらも、著作権問題に揺れる韓国のミュージカル『美女はつらいの』について、
韓国の文化評論家が韓国の著作権意識について批判した。
韓国メディア『デイリーアン』は9月22日、「『美女はつらいの』著作権論争がつらい理由」と題した文化評論家
キム・ヒョンシク氏の記事を報じた。
キム氏は、まず韓国のドラマ制作で起きた著作権トラブルの例を挙げる。
「2010年SBSドラマ『大物』を執筆した作家が、作品制作の考え方の違いを理由に途中降板した。作家は後に、
したかった話が消え、自分が書いたとは言えないものになったと明かしている」と韓国の例を紹介。今回の
著作権問題も、類似のトラブルだとの見方を示す。
「著作物には人格権がある。著作物もひとつの人格的主体としてとらえる必要があるということだ。人間の
プライバシーを尊重するように、著作物もそれを公表する際には著者から許可を得なければならない。
それを変形する時も、著者から許可を得なければならない」と述べ、作品を修正し変形する行為は、
第13条同一性維持権(著者はその制作物の内容、形式ならびに書名の同一性を維持する権利を持つ)に
触れるのだと指摘した。
しかし、ミュージカルはそれが無視されていると述べる。
「作家の鈴木由美子は、2つの問題点を挙げてミュージカルの上演差し止めを求めた。1点目は、ポスターに
日本の作品が原作であると明らかにすること。しかし、韓国の制作会社はこれを拒否した。なぜなら
日本だけでなく、中国やシンガポール、ニューヨークでの上映まで念頭に置いているからだ。2点目は、
原作と同ミュージカルの内容があまりにも違い、自身の作品とは言えなくなっていること。これについても、
制作会社は2次制作物、つまり別作品であるとしてやはり受け入れなかった」と説明した。