11/09/30 20:24:38.51 UBL0wBLZ0 BE:3463066499-PLT(30942) ポイント特典
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世にエッセイ漫画はあふれているが、うつ病になった自身の夫(=ツレ)の闘病生活を赤裸々に、そしてユーモアたっぷりに描いた漫画というのは当時斬新だった。
漫画家・細川貂々が「ツレがうつになりまして。」(以下「ツレうつ」/幻冬舎文庫刊)を上梓したのは2006年。
それから5年、ツレのうつ病発症からは7年目を迎えたが、「本を出した当時はうつ自体が何なのか分からない人もいたけど、
いまは知らない人はいない」(貂々さん)という言葉の通り、うつへの認知度は飛躍的に変化したと言える。
貂々さんのエッセイシリーズを宮崎あおい&堺雅人のコンビで映画化した『ツレがうつになりまして。』がまもなく公開、
さらに最新刊となるエッセイ「7年目のツレがうつになりまして。」(幻冬舎文庫刊)も先日刊行された。
原作者の立場から貂々さんは映画をどのように観たのか? そして改めてこの7年をふり返ってもらった。
うつをきっかけに考え方が前向きに変化
完成した映画を観て「感動して泣いてしまった」と貂々さん。実は、映画ではあえて原作のエピソードが変更されている部分もあるのだが、
そうした描写も踏まえて「すごく嬉しかった。私がやりたかったことを実現してもらえた」と明かす。
「お団子頭にすることもそうだし、古い日本家屋に住むのも夢だったんです。
イグちゃん(※ペットのイグアナ)にあんなに立派な小屋を作ってあげることもできた。
ツレが自殺未遂をするシーンがあるんですが、実際には私はその場にはいなくて、後からツレの日記を読んで知ったんです。
(宮崎)あおいさんがその場にいる姿を見て『やっとここにいられた』という気持ちになりました。
あおいさんがラスト近くで『描きたいことがこんな近くにあったんだ』というところは号泣で、そこから先は最後まで泣き続けてました」。
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