11/09/27 17:21:36.47 u10uqK4D0● BE:2669976959-PLT(12845) ポイント特典
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2013年のWBC(World Baseball Classic)開催を巡り、日米間の交渉が平行線を辿っている。
日本野球機構(NPB)と傘下の12球団は、日本プロ野球選手会と協力し、WBCを主催する
WBCI社に対し、代表チームのスポンサー料とグッズ収入の権利がNPBに帰属されるよう要求。
同時に、9月30日に迫った次期大会への参加表明の回答期限を延期するよう求めている。
一方、WBCIはこれを拒否。一部報道によると、わが国が30日まで参加を表明しない場合、
WBCIはアジア4チーム(日本、韓国、台湾、中国)による1次ラウンドを台湾で開催するそうだ。
一向に着地点が見えてこない、WBCを巡る日米交渉。わが国は過去2大会を制しているが、
このままではディフェンディング・チャンピオン不在で第3回大会が開催されるのでは、とも思ってしまう。
しかし、これこそがWBCIの狙い。WBCIが強気な姿勢をとることで、交渉を有利に進めようと
しているのは、火を見るよりも明らかだ。実際、WBCIにとって日本の存在は大きい。
チケット・グッズ収入、放映権収入、スポンサー収入といったジャパン・マネーが大会の成否を
決めると言っても、過言ではない。
しかし、ジャパン・マネー欲しさに日本の要求を鵜呑みにしていては、自分たちの取り分が減る。
何より、野球の母国というプライドもある。だからWBCIは強気な姿勢で交渉に臨んでいるし、
期限が近づけば、何らかの譲歩案をわが国に示すことだろう。
NPBにとっても、WBCへの不参加は望むところではない。国際大会がスポーツ人気を高める
ことは、男女のサッカー日本代表チームを例に挙げる間でもない。オリンピックでは、2008年の
北京五輪を最後に野球が正式種目から外されてしまったし、サッカーのFIFAワールドカップに
あたる野球の国際大会として産声をあげたのは、このWBCだ。
WBCIが譲歩案を出したら、要求が100%通らなくても、NPBは妥協するに違いない。
(>>2に続く)
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