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築地銀だこ本社は群馬 所在と違う地名の意味は
URLリンク(www.nikkei.com)
たこ焼き店「築地銀だこ」をチェーン展開するホットランドが11月に被災地支援のため
本社を群馬県桐生市から宮城県石巻市に移すというニュースは話題を呼んだ。
「立派」「感動した」という反応と同時に、「銀だこの本社って東京の築地じゃなかったの」という声も多かった。
実は社名や店名にある地名と、その企業の本社所在地が違うケースは意外に多い。
どうしてそんな名付けをしたのか。創業者が社名や店名に込めたメッセージを探った。
■築地は別格のブランド
「築地銀だこ」は全国に約340店を展開する業界大手。創業者の佐瀬守男社長が1989年、
桐生市で焼きそばの店を開業したのが始まりだ。焼きそばに加え、たこ焼きや今川焼きなどを
メニューに取り入れたが、業績は思わしくなかった。
「いろいろやっているからダメだと思い、94年ごろたこ焼き一本に絞る決心をした」。
佐瀬社長はたこ焼き専業に転身した経緯をこう振り返る。
大阪や京都などたこ焼きの名店を食べ歩き、「良い」と聞いた原料はメーカーや問屋を訪ね歩いて味を確かめた。
築地は海産物を扱う企業や店にとっては別格のブランド。
佐瀬社長もたこ焼きのメーンの食材となるたこをブランド力のある築地で仕入れたいと思い至り、
群馬から東京の築地市場に足しげく通うようになった。
魚河岸の主人らとも仲良くなり、築地の活気や職人気質にほれ込み、
「(大阪や京都とは違う)『江戸前のたこ焼き』をやりたいという思いが強くなった」(佐瀬社長)という。
外はカリッと中はとろっとした独特の食感を出すのに3年の歳月をかけ、97年、「築地銀だこ」の1号店を群馬県内に出した。
それまでは社名と同じ「ホットランド」を店名に使っていた。銀だこの「銀」は銀座の「銀」からとった。
日本の商業の中心地である銀座に店を構える夢をこめた。そのあこがれの銀座への出店も99年に達成した。(つづく)