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格納容器配管から高濃度の水素検出「爆発の危険性低い」
東京電力は23日、福島第1原発1号機の原子炉格納容器につながる「スプレー系」と呼ばれる配管から
濃度1%を超える高濃度の水素を検出したと発表した。
水素濃度が4%、酸素濃度が5%を超えると爆発する可能性もあるが、
東電は「(水素爆発を避けるための)窒素を封入しており、酸素はほとんどゼロに近い」として、爆発の危険性は低いとみている。
東電によると、格納容器から漏洩(ろうえい)する放射性物質の放出量を低減する
「ガス管理システム」の設置工事に向け、水素測定器で濃度を計測したところ、測定器の上限値1%を超えていた。
東電は23日午後、1%以上測れる測定器を使って改めて計測する。
事故当時、1号機は原子炉内の燃料棒が水から露出し、炉心が溶融。
放射性物質の「崩壊熱」で核燃料を覆うジルコニウム合金製の「被覆管」が溶けた。
この際、ジルコニウム合金と水蒸気が反応して、大量の水素が発生しており、
東電はこの水素や、事故後に水の放射線分解で生じた水素が配管を逆流した可能性があるという。
1号機では3月12日、原子炉建屋が水素爆発で大破。4月6日から水素爆発しないよう、1号機格納容器内への窒素注入を続けている。
ただ、1号機格納容器につながる配管から高濃度の水素が見つかったことで、
東電では2、3号機でも水素がたまっている場所がある可能性があるとみて調査を進める方針。
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