11/09/22 03:51:34.56 qBxY2GnV0 BE:291281933-PLT(19489) ポイント特典
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サムスン(Samsung)が、自社開発の「Bada OS」を来年にも他の端末メーカーやソフトウェア開発者に公開する計画を進めているとWall Street Journal(WSJ)が米国時間20日付記事で報じた。
Badaは、サムスンが2009年後半に発表したOSで、これまで同社の「Wave」シリーズなど低価格帯のスマートフォンに搭載されてきている。
調査会社ガートナー(Gartner)によれば、2011年第2四半期における同OS搭載端末の販売台数は約200万台で、スマートフォン市場全体の1.9%を占めたという。
8月にグーグル(Google)がモトローラ(Motorola)の買収を発表して以降、Android OSを採用する端末メーカー各社は、Android以外のOSや自社OSを搭載した製品を新たに追加するなど、リスク分散の動きを見せている。
そのなかで、Android陣営のなかでもいまのところHTCと並んで「勝ち組」とされるサムスンも、従来から取り扱いのあるモバイル用Windows OSへの注力の姿勢を示し、
先週マイクロソフト(Microsoft)が開発者向けに配布した「Windows 8」搭載タブレットについては、そのハードウェアを提供するなど、Androidへの依存度軽減をはかる動きを見せている。
また、HPが8月に対応ハードウェアの開発・販売停止を表明したWebOSについても、引き取り手の候補として一時サムスンの名前が浮上していたが、こちらの可能性については同社幹部が否定していた。
WSJでは、Badaの他社への提供について、従来からハードウェアの開発力に強みを持つサムスンには、外部のソフトウェア開発者らの力を借りることで、Badaを主流プラットフォームのひとつに押し上げたい考えがあると指摘。
さらに、調査会社ストラテジー・アナリティクス(Strategy Analytics)のアナリストの話として、サムスンがBada OSのオープン化で成功するためには、多くの開発者や消費者が存在する米国市場に同OS採用製品を投入する必要があるとの意見を紹介している。
URLリンク(wirelesswire.jp)