11/09/18 21:15:55.92 iI/G7c6KP BE:1926557287-PLT(12000) ポイント特典
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イオンモールの岡崎双一社長は16日、会社更生手続き中のバイオ企業、林原（岡山市）がＪＲ岡山駅前に所有する土地の取得に意欲を示した。
増床棟が同日開業したイオンモール倉敷（岡山県倉敷市）の記者会見で「取得すれば、地域の要望には前向きに真摯に対応する」と答え、
岡山市が同敷地内にコンベンション施設を整備する構想に協力する考えを表明した。
林原所有地（５万平方メートル）の入札には大手デベロッパーなど数社が参加しているとみられ、９月中に決定する見通し。
売却先としてイオンモールが有力視されている。岡山市は取得者に対して、３千人規模のコンベンション施設を同市が建設することを要請する方針だ。
岡崎社長は土地取得について「現時点で決まったとは聞いていない」としながらも、岡山市のコンベンション施設構想に協力する姿勢を強調。
現在の林原駐車場が観光バスの発着所となっていることにも配慮して機能を残すとした。
進出すれば、隣り合う岡山市と倉敷市に直線距離で20キロ弱の近接するＳＣを持つことになる。
岡崎社長は「（郊外型のイオンモール倉敷との）バランスは当然考える。最新の都市型ショッピングセンター（ＳＣ）になる。
道を挟んで正面にイオングループのビブレがあり、イオングループの総力を挙げて一体的に整備する」と説明。
開業時期については「最短でも２年はかかる。決まれば急ぎたい」とした。
さらに「人口70万人の岡山市には２万平方メートル以上の商業施設が７つ８つあってもおかしくない。
実際には天満屋（岡山本店）の１店舗しかなく、出店余地は大きい」と話し、オーバーストアへの懸念を否定した。
イオンモール倉敷は増床により８万２千平方メートルとなる。11月にＪＲ倉敷駅北口に開業するイトーヨーカ堂と三井不動産の大型商業施設との競合が見込まれる。
岡崎社長は「イオンモール倉敷は売上高の割に規模が小さかったが、これで態勢が整う。アウトレットモールを持つ商業施設の進出はむしろ集客の相乗効果が期待できる」との見方を示した。