11/09/18 04:57:07.00 Ad3Rl7mY0 BE:2081252148-PLT(12000) ポイント特典
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ひまわりによる除染は見送り
9月18日 4時15分
東京電力福島第一原子力発電所の事故で、農林水産省は、農地から放射性物質を取り除く除染
の方法を検討した結果、ひまわりの栽培は効果が期待できないとして、実用化を見送ることに
なりました。
福島第一原発の事故で、福島県内ではおよそ8300ヘクタールの農地で、コメの作付けを制
限する目安となる放射性セシウムの濃度を超えています。農林水産省はこうした農地で今後実
施する除染に適した方法を探るため、放射性セシウムを吸収する性質が報告されているひまわ
りを飯舘村の畑で試験的に栽培してきました。5月に種をまき、先月上旬に花が咲いた時点で
刈り取って調べた結果、1キログラム当たり、茎と葉には52ベクレル、根には148ベクレ
ルの放射性セシウムが含まれていました。放射性セシウムの吸収率は、土に含まれていた量の
2000分の1程度にとどまる計算だということです。一方、土を表面から4センチ削り取る
方法では、放射性セシウムの75%を取り除くことができました。こうしたことから農林水産
省は、ひまわりの栽培による農地の除染は、効果が期待できないとして実用化を見送ることに
なりました。
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