11/09/17 09:19:05.55 i/oJveYN0 BE:1692855555-PLT(12000) ポイント特典
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●コマーシャルの仕組み
コマーシャル(以下CM)を簡単に説明すると、タイムCMとスポットCMに分かれる。タイムCMとは番組提供者が
番組の枠の中でCMを流すことであり、スポットCMとは番組枠以外に局が持つ空き時間に流すCM。
どれだけたくさんの人に届き(Reach)、何回見せることができるか(frequency)が、CMの商業的価値である。そ
の積算がGRP(Gross Rating Point)と呼ばれ、広告料金の基本となる。
ここで、企業はテレビ媒体を使って本来何をしたいのかを考えてみたい。一義的には、製品やサービスを告知し
、消費者に販売したいという分かりやすい目的である。費用対効果を考えるので、
企業の広報担当者はGRPの高いCMを打ちたい。つまり、より多くの視聴者が見ている番組(高視聴率の番組)や多くの人が見ている時間帯である。
次に、企業イメージを伝えたいという希望がある。しっかりした会社は、質の高い番組のタイムCMをしている。
今では1社提供は少なくなったが、例えば、昔の東芝日曜劇場(東芝)や花王名人劇場(花王)などである。
視聴率はもちろん気にかかるであろうが、会社のイメージをいかに伝えるかがポイントである。よって、
番組の内容もスポンサーが評価することとなる。個人的には
「この木なんの木、気になる木……」の日立のCMなどはイメージがいい。た
だ、1社提供はコストが高いので、今はミニ番組ぐらいしか見掛けない。番組提供では、人気が高くタイム枠が既存のスポンサーで一杯であれば、
新規スポンサーが希望してもタイムCMのスポンサーにはなれない。
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