11/09/13 08:05:44.96 8qZYqj8Q0 BE:31466887-PLT(12600) ポイント特典
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日韓でスマートフォン向け半導体
ドコモ・サムスン・富士通、合弁設立へ 端末開発で主導権
NTTドコモ、富士通など日本の通信関連企業は韓国サムスン電子と次世代携帯電話技術を使ったスマートフォン
(高機能携帯電話=スマホ)向け中核半導体を共同開発する。2012年にも合弁会社を設立する方向で最終調整に入った。
開発するのは米社が高いシェアを占める通信制御用の半導体。日韓連合で半導体開発の主導権を確保、世界市場の開拓を狙う。
通信制御半導体は無線や信号を制御する携帯電話の頭脳となる部品。同半導体市場では現行の第3世代携帯電話で基礎技術を持つ米クアルコムが
約4割のシェアを持ち、スマートフォンでは8割前後を占めるとされる。このままでは次世代携帯電話でもクアルコムへの依存度が高まり、柔軟な端末開発に
支障をきたす恐れがあるとみて日韓各社は連合に踏み切る。
新会社は本社を日本に置き、資本金は300億円程度とみられる。ドコモが過半を出資。サムスン、富士通のほか、NEC、パナソニックモバイルコミュニケーションズが
残りを出資する方向で調整している。新会社は半導体の開発・設計・販促に特化し、実際の製造は外部委託する見通し。
次世代の通信制御半導体は従来技術より大容量のデータを処理できるが、開発コストもかさむ。ドコモの通信ノウハウとサムスンの量産化技術、
富士通の設計技術などを組み合わせ開発費を分担する。
スマホは11年の世界出荷が約4億7千万台とされ、15年には約11億台と携帯電話の世界出荷の約半分を占める見通し。日韓連合で成長するスマホ向け需要を開拓する。
サムスンはスマホのパネルに使う有機EL(エレクトロ・ルミネッセンス)で世界首位。半導体でも世界2位だが、通信制御技術ではクアルコムに大きく引き離されていた。
次世代技術の開発を通じて蓄積したドコモの技術を活用する。ドコモは自ら半導体開発に関わり調達コストの低減などにつなげる。
URLリンク(www.nikkei.com)