11/09/10 21:51:52.93 UiZj5GFe0 BE:552777582-PLT(12000) ポイント特典
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幼虫を操る“ゾンビウイルス”の遺伝子
バキュロウイルスによる蛾の幼虫の“洗脳”は、たった1個の遺伝子によってなされていることが新しい研究で明らかになった。
このウイルスは、“ゾンビ化”した幼虫を木に登らせ、そこで宿主の体をドロドロの液状に変えてしまう。
「健康なマイマイガの幼虫は、夜間に木に登って葉を食べ、朝には木から降りて(樹皮の裂け目や土中に)身を隠し、
日中はそこで捕食者を避けて過ごす」と研究の共著者で、ペンシルバニア州立大学の昆虫学者ケリ・フーバー(Kelli Hoover)氏は話す。
ところが、無脊椎動物に感染するウイルスの一種、バキュロウイルスに感染すると、幼虫は木のてっぺんに登り、
そこでじっとしているように操られる。待っているのはホラー映画のように恐ろしい死だ。
「感染が進むと幼虫は木の上にとどまるようになり、そこで死ぬ」とフーバー氏は言う。バキュロウイルスは「幼虫のほぼ全身に
ウイルスを増殖させると、さらに他の遺伝子を用いて幼虫の体を溶かす。幼虫の体はウイルス粒子を無数に含んだ液体と
なってしたたり落ち、それより下に生い茂る木の葉に付着する。それを食べた他の幼虫にまたウイルスが感染する」。
以下略
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