11/09/10 02:40:23.79 gwaEZWQk0 BE:4688453298-PLT(12002) ポイント特典
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中越地震で被災した旧山古志村(現・長岡市)ゆかりの人々が、復興の象徴の一つ「アルパカ」(※)をムラおこしに生かそうと、10月にも株式会社を立ち上げる。
少子高齢化と過疎化に悩む地域で、お年寄りも関われるビジネスを生み出そう、という狙いがある。
社名は山古志アルパカ村。元長岡市山古志支所長の青木勝さん(61)が地元企業や住民に出資を募り、10月1日設立に向けて準備を進めている。
まずは、アルパカの牧場外への派遣やあっせん、牧場でのグッズ販売とインターネットでの販売網をつくる。目指すのは「ソーシャルビジネス」。
社会問題を解決しながら、活動を維持できる収益を保とう、という事業だ。
山古志のような山あいの地域の多くは少子高齢化、過疎化の問題を抱えている。青木さんは「地域おこしには経済的利益を生む仕組みが必要だが、
高齢者が今から商売のリスクを負うのは難しい」と説明する。
アルパカの飼育や牧場管理はこれまで通り「山古志アルパカ飼育組合」に担ってもらう。リスクをはらむグッズ販売やアルパカの貸し出し業務などを新会社が手がけ、
協力住民に「給金」として利益を還元。お年寄りもビジネスに関わりやすくなる仕組みだ。業務を広げ、地元の若者も雇いたいと考えている。
飼育組合によると、山古志のアルパカは多い時で1日1千人近くの見学者が牧場を訪れる。旅行ガイドブックでも取り上げられ、県内の観光地としても知名度が高い。
リピーターも多く、ラクダに似た顔つきや柔らかい毛並み、人なつっこい性格に人気がある。
米国ではペットにする人もいるほど穏やかな気性を生かし、新会社は、介護施設や病院でのふれあいを通して患者に安らぎを得てもらったり、
小学校などの飼育で命の大切さを学んでもらったりできないか、という計画も進めている。
青木さんは「地域おこしに参加しやすい環境をつくれば高齢者にも優しい地になる。将来は高齢化の進む都会から人を受け入れるようになれればいい。
山古志といったらアルパカ、と日本中に知られる『村』にしたい」と話す。
URLリンク(mytown.asahi.com)
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参考
URLリンク(jewelpet.info)