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記者の目:大震災とソーシャルメディア=乗峯滋人
東日本大震災から約半年、ニュースサイト「毎日jp」やツイッターを中心にニュースを伝えるなかで、
情報の流れが歴史的な変化の時を迎えていると感じる。オバマ米大統領誕生や、中東革命の原動力になったとされるように、
ソーシャルメディアは、存在感を増し、現実世界に大きな影響を及ぼしているのだ。
震災後の日本でもソーシャルメディアの影響力はさらに増していくだろう。
◇不安や対立あおる場合も
一方で、危うさも感じた。原発事故による放射性物質の影響を抑えるのに「うがい薬が効く」などのデマが流れた。
さらに、ある地域で高い放射線が測定され、水や食品から基準を超えた放射性物質が検出されると、
「今すぐ東京から逃げるべきです」など、いたずらに不安をあおる情報も目立ち始めた。
心理学では、うわさの量は話題の重要さと状況のあいまいさが掛け合わされることで決まり、
うわさの内容が聞く側の感情や意見に合致するから信じてしまう、とされる。
震災後は、まさに危険性を強調した情報が多数流通する条件がそろっていた。
リアルタイムで情報が拡散する中で、“好み”に合う情報ばかり集まる傾向もみられた。
ネットで幼稚な発言をやゆする「~厨(ちゅう)」という言い回しを使い、放射線の危険を大きく見る人を「危険厨」、
それを批判し、冷静になるよう訴える人を「安全厨」と、互いにレッテルを貼り合う状況すら生まれた。
つながりを作るはずのソーシャルメディアが対立を深めてしまったのだ。
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