11/09/01 21:14:08.90 B/3sgQDp0 BE:1186764285-PLT(12012) ポイント特典
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第二次世界大戦中、ドイツ・ナチスが行った残虐な人体実験の醜悪なる歴史を文献などで耳にした者も多かろう。
見るに聞くに堪えない、非人道的な実験は、まさに「人に非ず」。もちろん、新薬や医療技術の開発の為に人体実験―いわゆる臨床段階が必要な事は事実であるが、
それは人の道に沿って、厳格な倫理観の元で実施されねばならない。が、今回明らかになった実験は、ナチス史と同様、人の道から外れていた。
29日、米大統領委員会が1940年代に中米グアテマラで行われていた人体実験の真実を明らかにした。
これは米国が性感染症の治療法を探す目的で行われ、実験中に少なくとも83人が死亡していたという。
実験が行われたのは46年から48年の2年間。約5500人の被験者は十分な説明がないまま実験に参加し、うち1300人が性病に感染。
売春婦を梅毒や淋病に感染させ、兵士や刑務所の受刑者、精神病患者らと性交させるなど、非倫理的な不正実験が行われていたという。
同事件は昨年10月に発覚し、委員会側は更に詳密な調査を進めていた。オバマ大統領は昨年10月の時点でグアテマラのコロン大統領に電話で謝罪し、
調査報告書については来月9月に大統領側へ提出される見通し。
SFドラマ『X-ファイル』では、ハンセン病患者を隔離施設へ幽閉し、彼らに宇宙人の遺伝子を交配させる人体実験を行っていた。
政府側は用済みとなった彼らを一斉に射殺し始める。「そんなバカな」と思える非人道的な行為は、フィクションの中だけにしてもらいたいものだ。
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