11/09/01 14:29:56.75 smTK899+0 BE:754872473-PLT(12000) ポイント特典
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狭い路地にカフェや衣料品店、小劇場などが立ち並び、若者にも人気の高い下北沢(世田谷区)で
進む再開発事業を巡って、保坂展人区長は28日、賛否双方の関係者が参加した協議の場を
9月中にも設ける考えを示した。事業の見直しを求める団体が2007年から毎年夏に開いている
シンポジウムで明らかにした。
再開発事業は、建設が進む小田急線の地下化工事がきっかけ。小田急線と京王井の頭線が
交差する下北沢駅周辺に駅前広場を新たに設け、駅北側に歩道を含めて最大幅26メートルの
道路(補助54号線)をつくる。これに反対する住民らは「街が育んできた文化が壊され
、シモキタらしさが失われる」と見直しを訴え、双方の意見はかみ合わなかった。
4月の区長選で初当選した保坂氏は、今回のシンポジウムに現職区長として初めて出席。
「これまでの計画では日本中どこでも行われてきた再開発と同じ。下北沢の魅力や発展を
底上げする枠組みを作りたい」と述べ、従来の意見の違いを超えた新たな合意形成の場を
設ける考えを示した。
ただ、道路と駅前広場については、都が06年、区の申請を事業認可。区はすでに用地
買収などを進めている。このため、新たに設ける協議の場では、再検討が容易な地下化後
の小田急線の跡地利用の計画案について、防災や街づくり、景観の観点から先に見直す。
保坂区長はそのうえで、道路や駅前広場も修正の余地があれば、都や国、地権者などとの
協議も踏まえながら、柔軟に事業を見直す考えだ。
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