11/08/29 13:04:05.53 lPbx5s7J0 BE:404052023-PLT(12000) ポイント特典
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今月17日、宮城県気仙沼市の大島港。3000トン級の大型クレーンが、陸地に打ち上げられていた306トンクラスのカーフェリーを持ち上げ、海に下ろした。
このフェリーは、今年3月に発生した東日本巨大地震の津波によって、海から200メートルも打ち上げられたままになっていた。
5カ月ぶりにフェリーが海面に下ろされるや、集まった島の住民たちが歓声を上げた。その中に「やったぞ! おれたちの手でやった!」という韓国語が混じっていた。
フェリーを海に下ろした立役者は、海難救助を専門とする韓国企業「コリアサルベージ」に所属する専門家9人だった。専門家たちは今年5月からフェリーの移設作業に取り組んでいた。日
本の災害現場で、海外の企業が復旧作業に取り組む唯一のケースとなった。
コリアサルベージのリュ・チャンヨル社長(57)は「経済的な観点で考えれば、利益は全くなかったといってよい。大災害に打ちひしがれる日本人たちを助けようとの思いで作業に取り組んだ」と話した。
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