11/08/29 11:20:52.28 8OzdLWwG0
２ちゃんねる上に起こる数々の祭りについて
「ちょっとやりすぎじゃないか」
そう思っている人、もしくは祭りに参加しながらもそういう考えがよぎる人に対して正当性を与える考え方がある。
それはずばり、「一罰百戒」の考え方だ。
世の中には小さな悪事を働く者たちは数え切れないほどいるが、その全てを罰することは不可能である。よって、
その中から目だった一人を選び出し罰する。そしてその様子を百人の罪びとに見せることによって、
彼らの心の内にある罪悪感に訴えかけ、「自分は罰せられた人間のようになってはいけない」と考えさせて、罪びと自身に間違った行いを戒めさせるのだ。
日本社会の治安維持の思想は概ねこの考え方に基づいており、実際に警察検察の行動原理の一つでもある。
祭りに参加する人々は、その方法が適正で、自らの行動が社会秩序の貫徹のためであるという信念を持っている限り、
何ら罪の意識を感じる必要は無い。なぜなら、そうして一人の罪びとが罰せられることで、社会に蔓延る数々の悪意を戒めることにもなるのだから。