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半数が赤字…J1クラブの経営悪化
【蹴球ノート】
Ｊリーグ各クラブの２０１０年度の経営状況が開示された。
Ｊ１では、単年度赤字クラブは前年度の５から全体の半数を占める９に増えた。
Ｊ２も含めると１７クラブが赤字となっている。
中でも顕著なのが、Ｊ１クラブの広告料収入の落ち込み。
１クラブ当たり平均１３億５４００万円で、前年度比で９％の減少となった。
このため、営業収入よりも営業費用がかさみ、営業利益がマイナスとなったのは１１クラブに上る。
Ｊリーグ事務局は世界的な不況を赤字クラブ増加の理由に挙げるが、問題は以前にも書いたが、
東日本大震災の影響を大きく受けるであろう今年度だ。
あるクラブの社長は「１１年度は間違いなく、１０年度よりもさらに赤字クラブが増えることになる」と警鐘を鳴らす。
別のクラブの社長は「どのクラブも営業努力はしているが、単一のクラブでは限界がある。
Ｊリーグ全体で新たな仕掛けを作るなどし、
横のつながりを持って何らかの対応を考えなければならないのではないか…」と話した。
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