11/08/18 19:28:45.65 Drq6saIC0 BE:1205453636-PLT(12000) ポイント特典
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KAZUさんは8月9日午前9時35分、その短い人生に幕を下ろしました。
急性白血病が分かってからというもの、おどろくほどに、
自分の生への執着を見せ、生きたいと強く願うようになっていきました。
まだまだやりたいことがある、まだ死ぬには早いと、自分で言い聞かせ、すぐに始まる抗がん剤投与に備えて、
伸ばしていた髪を短く切るなど病気と正面から立ち向かう姿勢を見せていました。
結果として、抗がん剤の投与が行われる前に感染症で命を落とすこととなってしまったわけですが、
40度以上の高熱の中でも2日間以上も死に抗って、最期の瞬間まで精神力、
体力ともに持ちうるすべてを使い果たして、生きる希望を手繰り寄せようと頑張りました。
「国ちゃんが1.9なんて夢見たい!!!ずっと1.6 保護当時はたった1キロだったのに!やったーバンザイ」
これが調子がいいときのKAZUさんからの最期のメールとなりました。私はKAZUさんの喜びようを見て心躍りました。
国ちゃんが元気になったことでKAZUさんも回復を見せるだろうと確信していました。
ところがその1時間後 「なんかだんだんだるくなってきました ゆけつのききめ終わったのかな 少しねるね」
その30分後 「初日にもどった」(体調が入院初日の悪い状態に戻ったということです)
その3時間後「午後から熱が40℃過ぎて体中が痛い。解熱剤飲んで採血して結果待ち。息苦しい。」
これは息子さんからの代理のメールでした。
このメール以降、調子が上向くことなく徐々に死が身体を蝕んでいったのです。
なにか、国ちゃんの回復を見届けたことで安心してしまったのか、それともそれは神様がKAZUさんにくれた
最後のプレゼントだったのか分かりませんが、とにかく、誰よりもそのニュースを喜んでいたのはKAZUさん本人でした。
病室でのKAZUさんです!
URLリンク(kazurinn.img.jugem.jp)
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