日本人ひとりひとりが戦争責任と向き合わなかったから、原発事故が起きたat NEWS
日本人ひとりひとりが戦争責任と向き合わなかったから、原発事故が起きた - 暇つぶし2ch1:名無しさん@涙目です。(チベット自治区)
11/08/14 10:32:25.21 8bSPgIAG0 BE:2734931276-PLT(12003) ポイント特典
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福島第1原発の事故が起きてから、問いはわが身に突き刺さる。
なぜ止められなかったのか。どうすれば繰り返さずにすむか―。
事故はいまだに収まらない。空と海、土を汚した大量の放射性物質は、風や水の循環により地球上をめぐる。私たちは未来の世代に重い荷を残していく。

アジアから太平洋を戦火に巻き込み、膨大な犠牲を伴ったあの戦争が終わって、66年になる。
戦後、日本は平和で民主的な社会を目指したはずだった。なのに再び取り返しのつかない失敗をした。どこで道を誤ったのか。

胸に浮かぶのは、96歳になるジャーナリスト、むのたけじさんの言葉だ。5年前、戦争と平和をめぐる取材をした。
敗戦のとき日本は「忘れ物」をした。それは政府も、国民も、自らを裁こうとしなかったこと。
「自らを裁く」とは、戦争中のことを自分たちで徹底的に調べてわびること。この戦争は何だったのか。だれが始めたか。どんな犯罪行為があったのか。

日本人は自らの過ちと正面から向き合わず、横からちょこちょこすり抜けた。なるほど、敗戦を境に軍国主義から民主主義へ変わったけれど、根本の変革ができたわけじゃない―。
以上がむのさんの指摘である。敗戦とともに全国紙の記者を辞め、郷里の秋田から「戦後」を見つめ続けてきた。

戦後の日本社会が過去の戦争と真摯(しんし)に向き合っていれば、平和や命を脅かす問題に対して鋭くアンテナを向けただろう。
であれば、原発がはらむ危険性にも、もっと早い段階で気づく人が増えていたのではないか。
原発事故を受け、菅直人首相は「脱原発」を目指すという。世論も大きく傾いている。放射能汚染の惨状を目の当たりにして、当然の流れといえよう。

脱原発は、社会全体が深く自省したうえで選び取るものであってほしい。そうした道すじを経てはじめて、同じ時代を生きる者が共有する価値観として、社会に根を下ろすのだろう。
もう一つ、大事なことがある。結果として国策を支えてきた、市民の責任である。
ドキュメンタリー映画「ミツバチの羽音と地球の回転」などで、エネルギー政策のあり方を問うてきた映像作家の鎌仲ひとみさんはそれを、「本当のことを知ろうとしなかった」責任と言う。

URLリンク(www.shinmai.co.jp)


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