11/08/14 01:28:19.42 v8iEImz70
>>576>>601
昭和天皇独白録に、
「開戦当時に於る日本の将来の見透しは、斯くの如き有様だったのだから、
私がもし開戦の決定に対して「ベトー(Vetoのこと、通常「拒否」と訳される)」をしたとしよう。
国内は必ず大内乱となり、私の信頼する周囲の者は殺され、私の命も保証できない。
それは良いとしても結局狂暴な戦争が展開され、今時の戦争に数倍する悲惨事が行はれ、
果てとは終戦も出来兼ねる始末となり、日本は亡びることになったであろうと思う」
とある。
つまり天皇が軍部にノーをいったところで無視されたし、天皇も殺されたという認識だった。
新憲法下の今上天皇よりも、権威もあり権力もあった旧憲法下の昭和天皇ですらそうだから、
天皇がいえば国民が従う、なんてものではないよ。