11/08/09 16:55:59.07 ZcheW8MU0 BE:144149142-PLT(12001) ポイント特典
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福島野菜 熱い東京
●「単身」ワゴン車、路上で/二本松のキュウリ農家 風評被害避け直売
原発事故の影響で県産の野菜は売れ行き不振に悩む。全国2位の収穫量を誇るキュウリも同様だ。
風評に左右されがちな市場を通さず直接消費者に届けようと、キュウリ農家が1人、東京に乗り込んだ。
東京都調布市の住宅街。キリスト教系幼稚園の前に福島ナンバーのワゴンが止まった。「慈悲深い人が多いと思って」。
二本松市で「二本松農園」を経営する斉藤登さん(52)が、段ボールに詰めた野菜を並べ始めた。
この日、首都圏での路上販売の挑戦が始まった。両手でキュウリを掲げ「福島で昨日とった、新鮮なままです」。
遠巻きに見ている主婦らに「アスパラガス、すごい人気です」「生しいたけ、プリンプリンですよ」。手にとっては声をかけ、おじぎした。
エシャロットやタマネギ、山菜も並ぶ。「曲がったキュウリは10円ですって」「立派なアスパラね」。袋いっぱい野菜を詰めた女性たちが列を作った。
初日は2カ所で約5万円の売り上げ。ある女性客は「福島の力になりたいけど、スーパーでは無意識に他県産を手に取る」と打ち明けた。
気持ち、わかりますよ」と斉藤さん。「きっかけは支援の気持ちでいい。
でも、これからは本当においしいもの、新鮮なもので勝負しないと」。毎週金曜、同じ場所で販売すると決めた。
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